今までの日本においては、経済合理性を最優先するあまり、多くの歴史的名建築が取り壊されてきました。
建築家の故・黒川紀章氏設計におけるメタボリズムの代表作であり、世界的にも有名な中銀カプセルタワーも「老朽化の問題」「建替えの経済合理性」の観点から、2022年4月より解体が始まっています。
解体を惜しむ声も非常に多く、カプセルだけでも保存しようという取り組みが行われています。
我々は中銀カプセルタワーの完全再現を目指し、このプロジェクトを立ち上げました。
経済合理性を否定するものではないものの、経済合理性を超えて文化的価値が尊重されるような世界を実現するために、この中銀カプセルタワーの完全再現に挑みます。
この取り組みを通じて、多くの人々に愛された中銀カプセルタワーを永遠に遺していきたいと考えています。
そしてこのプロジェクトを通じて、消えゆく名建築の存続や、文化的に価値のあるものの存続の手法に一石を投じたいと思っています。
1つめのNFTは、この3DCADデータを用いて、現実の世界で事業を行うことができる権利になります。このため、中銀カプセルタワーを完全再現し、分譲したり、賃貸したりすることができます。また、完全再現だけでなく、3DCADデータを自由に事業に活用することができるため、中銀カプセルタワーより巨大なマンションを建築することや、リゾート地にカプセルを配置することで、別荘分譲やリゾートホテルの経営なども行うことが可能です。黒川紀章氏が提唱したメタボリズムの思想を、現在の社会に相応しい形で自由に事業を行えることとなります。
2つめの権利は、3DCADデータも用いて作成された、中銀カプセルタワーのデジタルアートとなります。このアートは、メタバース空間で活用することができるため、メタバース空間で中銀カプセルタワーを完全再現し、分譲や賃貸をすることが可能です。世界中の建築ファンや中銀カプセルタワーに思い入れのかつ人々のコミュニティーを創り出すことなどが可能です。
中銀カプセルタワーは、「老朽化問題」「経済合理性」などの観点から解体されることになりました。このNFTは、黒川事務所が所有する中銀カプセルタワーの著作権の利用許諾を世界で唯一得ている貴重な権利です。中銀カプセルタワーを模倣することは可能ですが、著作権の利用許諾に基づくNFTという意味で、世界で唯一無二であるといえます。
黒川事務所が所有する図面に基づき、3DCADデータ※として完全再現しております。データにすることで、劣化することなく、この3DCADデータを永続的に活用することが可能です。
※建築設計、MEP、構造設計、施工に 使用されるRevitで作成されたBIMデータになります。
著作権・3DCADデータにおけるNFTを取得された方は自由に事業に活用することができます。現実の世界ではゼネコン・ディベロッパーなどが実際の事業に活用することが可能となり、メタバース空間では建築ファンのコミュニティ創りなどが可能になります。今までにない、事業が生み出されることを我々は期待しています。
仮想空間で、中銀ビルの意匠とCADデータ・図面に基づいた設計図を使用した建築、利用、販売などができる権利をNFTとして、世界で唯一、1エディションのみ販売致します。
現実空間で、中銀ビルの意匠とCADデータ・図面に基づいた設計図を使用した建築、利用、販売などができる権利をNFTとして、世界で唯一、1エディションのみ販売致します。
黒川紀章建築都市設計事務所 秘蔵の未公開現場記録映像の閲覧
黒川紀章建築都市設計事務所 秘蔵の未公開記録写真の閲覧
黒川紀章氏自らアイデアなどを書き留めたスケッチやメモを中心に黒川紀章事務所 秘蔵の中銀ビル建設に関する資料のデジタルアーカイブデータの閲覧